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在住邦人、ワクチン接種希望6割 中日両国の連携期待8割

 新型コロナウイルス向けのワクチン接種について、上海在住日本人の6割以上が接種を希望し、また接種する場合は約半数がなるべく早く接種したいと考えていることがこのほど、日中間のビジネス交流団体「上海日系小企業協会」の意識調査でわかった。

 調査は「Whenever上海」など日本語フリーペーパーの公式WeChatや紙面にて2月中旬から1カ月ほど実施。計445人から回答があった。回答者は男性7割、女性3割で、会社員が7割強、主婦が2割弱だった。

 ワクチン接種希望の有無については、「希望する」が62%、「まだわからない」が29%で、「希望しない」は1割に満たなかった。接種に費用がかかる場合でも、「希望しない」は13%にとどまっていた。

 接種する場合の時期については、「なるべく早く」が50%で、「1カ月後」が24%。同じく24%の「その他」に寄せられた意見では、「副作用/流行状況を見てから」とのコメントが圧倒的に多かった。

 一方、周囲の日本人でワクチンを接種した人が「いる」との回答は14%と、希望者に比して低く、接種方法や手続きなどの整備、告知が求められているようだ。この点について、「中日両国の連携を期待する」との回答が83%に達し、「中国からの情報通知」(45%)よりも「日本からの情報通知」(63%)を期待する声が多かった。


往来メリットを期待

 希望するワクチンの種類(複数選択可)については、日本で接種が始まっている米ファイザー製が82%で最多。「帰国時のことを考えても、日本で承認されているものを接種しておいたほうが色々安心」との意見があった。英アストラゼネカ製が60%、中国製が32%。中国製については「よくわからない」との回答が7割近くあり、情報の少なさから安全性が判断しきれない現状が見て取れた。

 ワクチン接種者に対して中日両国間の往来が可能になるような制度については、9割近くが「期待する」と回答。しかし、「ワクチンの効果など見極めてから進めるべき」という慎重な意見があったことも記しておきたい。

 

情報に基づき任意接種を希望

 フリースペースには4人に1人が意見を寄せ、「副作用が気になるため、強制的なワクチン接種は望まない」というコメントが目立った。上海では感染状況が落ち着いていることもあり、隔離免除など「両国間の往来にメリットがあるならば接種したい」という意見と、「海外在住者の扱いについて情報がなさすぎる。日本政府はもっと情報発信を」という声も非常に多かった。弊誌としてもアンテナを張り、積極的に情報をお伝えしていきたい。

 ほか、「中国製ワクチンも多くの国で輸入・使用されており、一定の安全性は確認されているはず。中国に駐在している以上、中国人と同じ方法で歩みたい」「子どもが他国へ留学予定。地域や国籍に関係なく、全ての人に平等にワクチン接種の機会を」といったグローバルな目線での意見もあった。



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